いや、ちょっと聞いてくださいよ。
仕事中とか家でゴロゴロしてたりとか、まあ、そんな時に良くわからないセールスの電話掛かってくるじゃないですか。マンションがどうとか、土地がどうとか。
僕はそういうの無下に断れないんです。そりゃ、無言で受話器下ろしたいですよ。 そりゃ、普段のストレス発散とばかりに、仕事中に余計な電話をしてくるなという事を とくとくと説得したいですよ、でもなんか出来ないんです。
多分育ちがいいからだと思うんですが、やっぱり納得させて断りたいじゃないですか。
そんでね、この日も会社の個人電話に電話掛かってきたんです。この電話は社内専用のやつなので、もちろん外線も掛かってくるけれども、いずれにせよ仕事の電話がほぼ99.9%なんです。だから、電話に出るときは仕事の頭ででるじゃないですか。
「***(←アルファベット3文字)と申しますが、本日は新サービスのご紹介云々」
仕事でよく付き合う会社って僕だけかもしれないけどアルファベット3文字の会社とか多いじゃないですか。名前が似てるからどれだかわかんなくなるじゃないですか。でも、そういう会社が新しいことを提案してきたんかと思うと、思い出すまで聞こうと思うじゃないですか。
んで、ちょっと聞いていたらどうもイマイチ分かりにくい。仕事の場合、内容が伝わりにくいメールとか電話ってむかつくじゃないですか。もっとまとめてから来いよって。たまにエライ人とかにも「で、いつまでに誰が何をすればいいのかメールからははっきりは読み取れませんが、**が**までに**するという理解で正しいですか?」とかっていって波風立てたりするじゃないですか。ほんとにエライ人には怖くてやらなかったりもするし。
んで、そんな感じの僕としては、あと5分で電話会議がはじまる事もあって、 「すいません、これ、仕事の電話でしょうか?」って思わず聞いたんですよ。 (この質問も変な質問だけど) そしたら相手が「いや、違います」とかってまた正直に言うもんだから、 「じゃあ僕あと5分で打ち合わせがあって忙しいんで切ります」 「あ、はい」って感じであっさり電話が終わってしまいました。
で、ここからが本題なんですが、これ一般的に使えるんじゃないかと思ったわけです。
ほれ、交渉とかでどうのこうのとかっての読むと「YESを積み重ねていけ」みたいな事どっかに書いてました。ネットで検索したら1件もヒットしないけど。これは、ようするに「今日はいい天気ですね」とかって相手がYESと答えやすいたわいも無い質問から初めて行くと雰囲気が良くてついつい交渉の内容もYESとなるよ的な話なんですが、今回の場合は相手がNOと答えるしかない質問をぶつけたことが勝因なのかなと思いました。
つまり、相手はがーっとしゃべくりまくって、頭の中にYESYESYESを自家発電しまくって勢いで押して行きたいところを、なんか自分自身でNOっていっちゃって勢いとまっちゃったみたいなことです。
穏便に切りたいセールスの電話が掛かってきたら、なんでもいいから相手がNOと答えるしかない質問をして、相手がNOと言ったらすかさず「じゃあ切りますね」と言って切る。 (誰か試して勝率教えてください)
例文集:
その1
「***のものですが、このサービスは非常に云々かんぬん」 「ちょっとすいません、この電話は08年式の隼のお買い得情報ですか?」 「いえ」 「じゃあ切ります」
その2
「***のものですが、このサービスは非常に云々かんぬん」 「ちょっとすいません、BT003の詳細についてご存知ですか?」 「いえ」 「じゃあ切ります」
その3
「***のものですが、このサービスは非常に云々かんぬん」 「ちょっとすいません、僕のエビス東のタイムを知っていますか?」 「いえ」 「じゃあ切ります」