グース2号機 (5) フロント周りメンテ+オイル交換


作業

前回の続き。

今日のメニューは、

というわけで、まずはオイルを抜いてみる。

ガソリン臭くてジャバジャバになっているかと思ったら量が多いわけでもなかったし、そんなに変なにおいはしなかったので、前回クラッチが切れない原因として怪しいと思っていたガソリンのオーバーフローは無かったか、あったとしてもそれほどの影響は無い感じ。

オイルを抜いたあと、以前フラッシング程度に30分程使って「もったいない」と思って取っておいた廃油を入れてさらに1分ほどアイドリングしてすぐに抜いて、それからまたオイル注入。

ちなみにグースのオイルは随分前からシェブロンというリッター300円くらいのやっすい鉱物油(10W-40)です。隼には怖くて入れなかったけど、グースは1号機でもずっとこれ使ってて今のところ問題は無いような気がします(シリンダーの傷は単に異物だと思う)。まあ自己責任で。

んで、エンジン掛けてみましたがやっぱクラッチは引きずってる感じです。 意外と乗ってると平気だったりしたりするかも知れないので、今度実際ちょっと走ってみて不都合を感じたらクラッチのところ開けてみることにします。

次にフォークのシール交換。

まずオイルタンクにジャッキ掛けてフロントを浮かせます。サイドスタンドとジャッキでも出来ます。 (フロントを浮かせる前にボルト類は軽く緩めておいた方がいいです。フォークの蓋、ホイルのアクスル、キャリパーのボルト、などなど)

ホイルを外したらいろいろとボルトを外していきますが、ここが固くて外れませんでした。 なめそうだったのでCRCを吹いた後にインパクトドライバーでぶったたいて外しました。

オイル漏れまくりです。

フォークを外したらせっかくだからという感じでステムが気になってきたので外すことにしました。 と思ったら外れないのでここでインパクトレンチの登場です。

時々書いてますが、これはホームセンターとかで売ってる2000円くらいのヤツで、多分車のホイルを外すのに使うようなやつなんですが、普通の電動のインパクト(ガガガガ!ってバイク屋とかエフワンとかで聞く感じ)と比較するのも失礼なくらいに安くて、そして一撃の破壊力(これは、キュイイーン、ガッ!って感じ)では数段上です(うちの3万円くらいのタイプよりは)。ただし、そのかわり連射できませんが、僕らが家で整備するくらいだったら数をこなすための連射よりは一撃必殺タイプの方が絶対重宝すると思います。

車のシガーソケットに入れて使うタイプなので、僕はバッテリーにシガーソケットを取り出すヤツをつないで使用しています。

というわけで外れました。

うわっ、汚い。

けど、僕はこれが悪い状態なのかどうかを判断する程の知識も経験も無いです、密かに。

ステムを外してみましたが、アンダーブラケットの方のストッパーは作り直しているので、 転倒してぶっ壊れたのかも知れませんね。という事を書いてみたかっただけで、 実は別に気にしませんけどね。

ベアリングのグリスが乳化してる感じだったので、パーツクリーナーでしつこく洗い流して乾燥させます。その間別の作業をするわけですが、日記まで時系列順に並べて書くと訳が分からなくなるので作業単位で書きます。

で、時間は夕方に飛びまして、洗ったベアリングにグリスを注入します。 注入するといってもなんかそういう便利な道具があったりはしないので、家を探してみたら注射器があったのでこれを使って隙間からグリスをねじ込みます。ねじ込んでは手でベアリングを回しなんてやってるといい感じです。

グリスは種類がいっぱいありすぎて良くわからないのでいつも使っているお徳用の万能リチウムグリスです。今気になって調べてみたら

http://blog.livedoor.jp/bikerslog/archives/12622415.html

こんなのを見つけましてというかこれしか見てませんが別にリチウムグリスで良さそうです。

続いてフォークのシール交換。

ホイルがついている側に点サビが結構出てました。 とりあえず800番のペーパーで磨いたらちょっとブツブツが残りましたがサビは落ちました。 ブツブツもシールを傷めるような感じではないですし、そもそもこんなところまではそんなに頻繁にはストロークしないと思います。

さて、いよいよフォークの分解です。今後のグース人口を増やしたい自分としては今回は割とじっくり書いてみますね。マニュアルを見ると特殊工具のオンパレードな感じですが、そんなもん持ってないし、買う気も無いのでネットで集めた情報と自分の工夫でどうにかしますが、危険だったり部品を壊したりするかも知れないので自己責任でヨロ。

フォークのキャップを外してアウターを下げます。

するとこんな状態になるので、マイナスドライバーでCリング(?)をちょっとこじりながら中の筒の穴の位置とあわせます。

0.8mmの針金をねじったものをさらに2本使ってこんなふうに通します。 (ここは頑丈なものじゃないとここが切れると大変な事になります。)

こんな風にタイダウンを使って中の筒を下げていきます。(下にスプリングが入ってるのです) そしたらボルトが出ますのでこれを緩めればフォークの頭の蓋が取れます。

この時、ワイヤーが切れたり、タイダウンが外れたりするとガチョーン!って手を挟まれて多分とんでもないことになるような気がするので、例えそうなっても手を挟まないような位置で作業してください。あとオイルで手がベトベトになるので、ゴム手袋みたいなのした方がいいです。

新聞紙とか引いとくのも必須。

さかさまにすれば、中からオイルやバネが出てきます。

そしたら今度はフォークを分解していきます。

まずはダストシール、なんとかシールってついてるとビビリますが、これは名前は大層ですが、実は大したことなくて隙間にマイナスドライバーを差し込んで捻ればぱこっと外れます。

次にストッパーのバネを外しますが、これもマイナスドライバーで引っ掛ければ簡単に取れます。 んで、この状態でフォークを目一杯伸ばしてみるとカツーンと引っかかると思いますが、それがオイルシールのところで引っかかってるので、単純に何回も引っ張ってカツーン、カツーンと軽く10回も 引っ張ってぶつけてやればスポンと抜けます。

インナーチューブについてる、なんとかメタルとかなんとかかんとかとかを全部外します。 その時に順番や方向が分からなくならないように並べておくといいです。

もっとも、マニュアルに書いてますからわかんなくなっても大丈夫です。

で、アウターを外して拭いていたらなんか違和感を感じます。

うっ、変形している。車にでもぶつけられたのか?そんでハンドルストッパーが飛んだのかな。 結構なダメージな気がするけど、、、。でもまあいいか。

これで漏れてくるようなら別のフォークをヤフオクでゲットするか、 あるいはガンマのフォークでも付けることを検討します。

さて、分解した部品を気が済むまで綺麗にしたら今度は元通り組み立てます。 今回はオイルシールとダストシールだけを新品にしました。

注意する点といえば、マニュアルにも書いてますが、シールを入れるときに内側にフォークオイルを塗るのと、後はインナーチューブのふちで切ってしまわないようにインナーチューブの頭にビニールを被せてから入れる事くらいですかね。

で、いよいよ、自分がやる前は一番のネックだと思ってたシールの打ち込みですが、これは偉大なるWebで見つけた方法でしてインナーチューブにガムテープを巻いて打ち込みます。

そんなに神経質なほど綺麗にガムテープを巻かなくても大丈夫です。(叩いているうちに平らになるので)ドスンドスンと、割と力を入れながら5〜10回もやればあっさり入ります。

どこまでやれば入ったかという目安としては、さっきのストッパーのバネが入ればいいだけなので

こんな感じで内側のくぼみ(画像ではシールの上あたりに見えるアウターチューブ内側の白いところ)が見えればOKです。この後ガムテープを丁寧に巻き取れば次のフォークにも使えるよ!

んで、元通りにしたらオイルを入れます。

マニュアルではSHOWAのフォークオイルSS8で油面99mmということになってますが、過去の遠い記憶をたどってみるとノーマルではふにゃふにゃな気がしたので、フォークは違いますが1号と同じくヤマハの15番にしてみました。

なお油面は覚えやすいように100mmにしました。(どうせ誤差誤差!)

いつもの油面調整キットですが、フォークオイルでヌルついてくるとストッパー役のガムテが滑るので要注意です。で、そうこうしてたらフォークが完成するはずです。(もちろん自分でやらないと進みません)

急拠ここに自分用メモ

イニシャル掛けたくなったらこの部品買って重ねちゃえばよくね? (別で代用するなら写真の数値参照のこと)

後日追記:純正だと1枚450円とかするので諦めました。なんか代用を考えよう。

はい、組みつけてみました。マニアックにボルトはダイスを通して掃除して、グリスを軽く塗ってから締めこみます。(気分の問題)

また自分用メモ、突き出しはキャップのふち(てっぺんではなく)までで14.7mm。

フォークが付いたのであとは勢いでブレーキを付けます。 家に転がってたニッシンのラジアルポンプ17パイ(21000円相当)です。

キャリパーも転がってた純正で、メッシュホースもついてましたが、これはノーマルのホースでいけるのかどうかちょっと分かりません。

ブレンボのクラッチ用の小さいタンクが欲しいけど今回はお金をかけない作戦なので付属の大きいタンクで。トップブリッジは外したついでに磨いてみましたが大して綺麗にはなりませんでした。

いつもはエア抜きが得意な僕なのですが、今日はなぜかちょっとてこずって20分くらい掛かりました。

おまけ:

フロントホイルのところのメーターのギアを外したい(見た目の問題と、ホイルをつけるのがちょっとだけ楽になるから)のでカラーを2個付けてみることにしました。 (1号はガンマの足回りですがそれでいい感じなので)

高さを比べてみると微妙に長いのかな。でもまあいいや、って感じで気にせずに組みました。

キャリパーとディスクのセンターがちょっとずれてる気がしないでも無いけど、まあ多分大丈夫です。でも真似する人は自己責任で。よっぽどなんか不具合を感じたらカラーの高さをちょっと削ってやろうかなと思います。

データ

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