タタタマさん、黄色さんと組んでラブアンドピースの3時間耐 久レースに出ることになりました。
ゲートオープンは5時半でしたが、5時20分頃到着してもゲート 前に車は一台もいませんでした。すでにパドックが割り当てら れているためパドック争いをする必要が無いことが理由かと思 われます。
黄色さん、タタタマさんと合流。5時半きっかりにゲートが開 き、東コースへ。この時間、東北は結構寒く冷たい空気が身を 引き締めます。
さて、パドックに着いてのんびりとコーヒーでもと、いう時間 は無くて、タイヤを交換したり、ライダーの受付、装備検等を しないといけないので割とバタバタします。
黄色さんがタイヤを交換しながら、タタタマさんとタタタマさ んのお友達のさとうさんがマシンの整備、僕はオロオロしてそ れを見ていました。
タイヤ交換の後もガソリンの補給(レギュレーションで持ち込 みのガソリンは使用できません)、それからスタート前チェッ ク、その後出走が義務付けられたウォームアップ走行と結構あ わただしくレースが進行します。
ウォームアップは10分あるので、このタイヤ(ディアブロスー パーコルサSC2)とセッティング、そしてさらに正チェンジ( 公道車と同じ)で走るのに慣れるためにタタタマさんがまず走 り、5分経過したら今度は黄色さんがマシンに慣れる作戦です 。

まるでレースするみたい!って何回も言っ
てしまいました。レーサーはフロントタイヤが無い姿が似合う
。
あ、そうそう、凄いことに気がついたのですが、我が家のエア ゲージは普通のエアゲージより0.1〜0.2程高めに表示されるよ うです。タタタマさんのプロっぽいゲージと、以前 スピードスター(今回もタイヤを通常価格よりちょっと安 く提供してもらいました。ありがとうございます。)でタイヤ 交換したときにも比べて同じようなズレがあったからです。
どうも自分は空気圧は高めの方が好みと思っていたのですが、 単にゲージが狂ってたのね。今までのメモとかそのつもりでい ないと。

「かかってこいやー!」「え?あの…」
黄色さんに気合を入れられたタタタマさんがウォームアップに 出走します。その後、タタタマさんと黄色さんが交代しますが 、10分というのが予想以上に短く、黄色さんは1周したところ でチェッカー。
ただそれでも収穫はあって
という事がわかったので、ピットサインは3周くらい連続で出 すこと(出しっぱなしだと他のチームが出したサインが見えな くて迷惑が掛かるので注意)、セッティングはこのまま行くこ と、シフトはライダーチェンジのときに30秒くらい掛かるけど パターンを変えることとしました。(黄色さんがネジ穴とネジ をきちんと掃除していたのが印象的です)
スタートはいいんですけど、かけっこは苦手なんです…。
という事でしたが「まあまあまあまあ」という事でタタタマさ んがスタートライダーです。順番は第2が僕、第3が黄色さんで す。

「なんか気が遠くなってきました」
スタートのときは、優勝を争うようなレースになるわけでは無 さそうなので、2周くらいは様子見でスタート。スタート直後 の混乱に巻き込まれて転倒しない事重視です。

若干棒立ち気味です
さて、ルマン式スタート。僕らは気楽なもんで、ちょっと離れ たところから見ていましたが、スタートの合図のあとしばらく してもタタタマさんが出てこない。と思ったら出てきた。
どうやらエンジンが掛からなかったみたいで、グリッド位置の11 番手から25番手あたりで1コーナーに入っていきました。その 後順調にペースアップ、自分は自分の準備があるのでトイレに いったり準備運動したり。
事務所のところにモニターがあって様子を見ることができます 。タタタマさんは15分経過したあたりで2秒台に入り17位まで 順位を上げていました。
残り5分くらいになったところで準備。それで気になる燃費の 方ですが、時間が無くて結局正確な燃費は測れていませんので 、ここは一つアマチュアらしく毎回給油する作戦にしようかと 思いましたが、やはりロスが多いので何か手を考えないといけ ません。
それで色々な意見を総合するとCBRのレースベース車は満タン で1時間くらいは走れる感じなので、タタタマさんと交代して 自分の番になったら走れるだけ走って給油ランプが付いたら合 図してからピットイン。予定の走行より少なかったら2回目の 自分の番でその分多く走るという作戦にしました。
暖機とウォームアップでガソリンを使ったのが気になりますが 、丁度いまSCが出たところなのでその分が相殺になってそれで25 〜30分くらいはいけるはず。
というわけでライダー交代。
SCが入るところについて入ることになります。

「せっかくだから給油する?」「SCが入る
から多分丁度いいくらいのはず」
SCと一緒にコースインなのでちょっと変な気分ですが、2,3周 したところでSC解除でペースアップ。いよいよレース開始とい う気分です。
ところがSC解除後にすぐに僕より満遍なく全体的に遅いライダ ーに引っかかってしまい、全体的に遅いのでここで抜ける!と いう場所がなくてどうしても抜けません。(後ろから来る稲妻 のように速い人達がまとめて抜いてきます。)
いきなり困りました。腕章を見ると僕と同じ第2ライダーのよ うなので、しばらく待っていてもライダー交代は無さそうなの でこれはどうにか抜くしかありません。
いよいよ困ったのでちょっと強引にインに並んで入ったらきち んと譲ってくれるライダーだったので助かりました。そうそう 、まだレース序盤だし僕らはそんな速いほうじゃないし、ここ で争ってる場合じゃないよね、と思わず足を上げて挨拶したほ どです。
その後ペースアップ。もちろんストップウオッチで計っていま す。5秒、4秒、3秒と来たところでもう給油ランプが点灯。
SCで回っているときに発見したのですが、トイレ下のヘアピン の進入でトイレの上の方の時計が見えるのです。それによると まだ15分くらいしか走って無い。
ストレートを通過するときにタンクを指差して、2周回ってき たらピットボードを持ってくれているさとうさんがいなかった ので恐らく伝わったはず。で、次の周にピットイン。案の定、 給油の準備をして待っててくれました!さとうさんありがとう 。
給油はいわゆる醤油チュルチュル(灯油とか入れる手動ポンプ )でやるというレギュレーションなので18リッターほどのタン クを満たすには5分くらいかかる感じです。
その間に、走る時間が短くてバイクに慣れていない黄色さんに 情報を伝えます。
そして黄色さんが出て行きます。普段「土下座みたいなフォー ムでバイクに乗るのはプライドが許さない」とアップハンドル のバイクで走っているので、CBRではなかなか思うように乗れ ない感じな用ですが、それでもXJR1200のベストの1秒落ちから ベスト丁度くらいの周回をしている感じです。
ライディングを見ていても綺麗に土下座している感じなので安 心して休憩したりさとうさんと雑談していたら、なんとなく黄 色さんがやってこないような気がします。
「黄色さんそういえば来てませんよね」「そういえば」
タタタマさんが走り回って色々なところのフラッグを見てくれ ますが、100R付近まではフラッグが出てないとの事。となると 最終あたりでトラブルか、最悪のケースはコース上の死角で転 等してオフィシャルに発見されてない可能性もあります。
コントロールルームに行けば何か分かるかもしれない!という ところで近くのピットのライダーが「最終の登りでバイクを押 している人がいる」と教えてくれました。まさか黄色さん?
バイクを押しているのなら怪我は無さそう。とにかく確認しに 走り回ると、遠くでバイクを押している黄色さんが見えました 。最終は14%勾配なのでとんでもない上り坂です。

40cmくらいしか押せなかった
黄色さんは頑張ってちょっとづつ登ろうとしていますが、ここ は物凄い勢いでライダーが切り返しながら登ってくるところな ので、万が一ライダーが転倒して突っ込んできたらと考えると ぞっとします。
さらに奥まで降りていって(ここにパドックがあるのを初めて 知ったりして)黄色さんに声を掛けます。

「おーい黄色さーん」

「ん?何?」
もう少し近いところからタタタマさんとコミュニケーション取 れたようです。コースからバイクを出し、そーっとバイクを草 むらに寝かせてから黄色さんが歩いて登ってきました。

わし「これは絵になる」
さすがにとても辛そうで、帰ってきてしばらくその場で休憩し てから話を聞くと、どうやらメーター裏の転倒センサーが振動 で外れてしまったようで急に失火したとの事。
現場でいろいろと試しているうちに転倒センサーだと突き止め て、センサーを固定するためにその辺の草とかを使ったり、片 手でセンサーを押さえたままセルを回したりと頑張ってくれた みたいなんですが、最後にはバッテリーが上がってしまってセ ルが回らなくなってしまったので押して帰ろうとおもったけど 、ちょっとづつしか前に進まなくて困ってたようです。
後から考えれば、バイクを寝かせてから作業してもよかったし 、トランスポンダーのガムテープを使えば固定できたのに、と 悔しがっていましたが、転倒センサーだとその場で分かっただ けでも凄いと思いますよ。
多分、律儀な黄色さんの事だからバイクを倒すという選択肢が 思い浮かばなかったし、意地でもピットに持ち帰ろうとしたん だろうなと思うと、ちょっとぐっと来るものがありました。最 後にバイクを寝かせるときも疲れているのにそーっと倒してま したし、バイクを回収に行くときは真っ先に取りに行ってたし …。(漁師のような格好でしたが)
レースはリタイヤという事で最下位。
結果としては残念ですが、何はともあれ怪我人は無く、マシン も無事、みんな笑顔で終わることができたのは良かったのでみ んなで乾杯しました。
チーム名にひっかけて「カレーラムネ」。来る途中の海老名SA で見つけたものですが、カレーの味がします。

老若男女に大不評でした。

同ピットの子供「パパーなんでこのバイク
こんな事になってんのー?」親御さん「シッ!」
ホーリーさん、hakさん、IZUさんのチームが別クラスで出てま して、そのスタートだけちょっと見てから、温泉に行き、ファ ミレスで食事して解散。(優勝おめでとうゴザイマス!)
前日からキャンプがてら応援に来ていたしん先輩をバイクごと ステップワゴンに積み帰宅です。しん先輩にも車を運転しても らったので随分と助かりました。

しん先輩「前の車フラフラしやがってこのBKG!
」ykt「BKGってなんですか?」しん先輩「ボケが!の略に決ま
ってんだろうBKG!」
ノウミさん、てつ@さん、よこさん、ジャックさん、マミーさ ん、その他現地でお会いした方々どうもありがとうございまし た。
黄色さん、タタタマさん、そしてさとうさん、あとタタタマさ んのお友達の方(すいませんお名前失念しました)、しん君、 本当にありがとうございました。一緒にチームを組めてよかっ たです。また機会があればよろしくお願いします。(うちの嫁 さんをはじめとする奥様方もありがとうございました)

いつかリベンジ!