また梨本塾に参加してきました。
今回はKRUN GP(模擬レース)に勝つ負ける云々よりは、 R1000に乗せてもらったのもあって、隼の良さを再認識、あらためて隼で走るのを楽しもうという気持ちでの参加でした。
もう一つは、今のタイヤはちょっと賭けに出たと言うか、興味本意というか、 フロントを評判の良いBT002プロに、 リアはスーパーコルサプロSC2という変則的な組み合わせにしていて、 これがどうかというところです。
この状態で、 K3カップでエビスを走りましたが、この時は全然ダメで、その後の筑波ではまあまあ良かったという、まあどっちにしろタイヤ云々以外の要素が多すぎた感じだったので、自分なりにかなり限界に近い状態で走っているトミンで何か分からないかなと。いや、分からないでもいいから賭けに勝ってタイム縮まないかなと。そんな邪な気分で参加したのでした。
さすがにこの時期は寒く、ウォーマーが前提だと言われているBT002プロを履いている事もあって慎重に慎重に走り出します。そもそも隼に乗るのが1ヶ月ぶりなので、まずは車体に慣れるというか。
正直なところタイヤのグリップとか全然わかりませんが、徐々にペースを上げて行き、まあ転ばないからこんなもんだろ、みたいな感じで、次第に自分的全開走行に入りますが、タイムは気合とはうらはらに29秒〜28秒後半をむなしく表示するのみ。
バイクが思いどおりに操れないと言うか、寝かせるのにすごく体力と神経を使うんです。倒し込みは平気だけど、そこから膝を擦るまでのところが。で、結果としてバンク角が浅くなるので、ツッコミの速度も遅くなって、それを取り返そうと加速を頑張ろうとするのですが、脱出速度が遅いのでアクセルが全開に出来ないという悪循環。
まあこういうときにツッコミでアホみたいに頑張ろうと思わなくなったのが成長ですかね…。で、タイムは結局28秒8どまり。
「1本目は久しぶりだったから慣れてないだけだ」
「寒かったからペースが上がらなかっただけだ(外の人もあまり良くなかった)」
と夢を抱いたまま走りますが、これまた同じ症状でひたすら疲れるのみ。
普段なら追いつける人達に必死で食らいつくどころか離されて行きます。
一旦呼吸を整えて、立ち上がり重視をしっかりと意識して真剣にタイムアタックしてみますが28秒7、そのまま走行時間が終了。これはもしかしたらBクラスに落ちるかもという覚悟もしました。
いや、Bクラスに落ちるのは別に構わないんです、他の人だって僕以上に練習している人、僕よりも熱意がある人大勢いますし、僕も今日はなんか上手く行かなかったなという事で意外と平気だったりはするんですが、そうなると多分回りの人が気の毒そうに僕に気を使うかなと…そんな気分でしたが、
シゲR1さんには「なんか力入りすぎててダメだよ」、イカさんには「全然ダメだね、何もかも遅い。隼の乗り方忘れたんじゃねーの?」、トシさんには「ツッコミがダメですよ」、相方にも「そうっと走ってる感じがする」と山盛のダメ出しをされて…元気がでました…。
普段から何も無くても反省しているくらい一人反省会が大好きな僕なので、 こんだけ材料があったらまた知らない間に一人反省会です。
(以下、サスセッティングとかなんとかよくわからない僕が書いたことなので、 鵜のみにしないように。自分の経験にもとづいているだけです)
ダメな理由を考えます。
まずは、タイヤ。前後の銘柄が違う事については、ビーチ仲間の田中さんが試していて、彼の性格と腕からして内容は信頼できるので、可能性としては無くは無いけど低そう。
また002は勝手にフロントから曲って行くとか、グリップが凄いという話もありますが、 きたりんが言うには転びそうな位にフロントを酷使したらタイムが出る、という話です。
まあどっちにしろ28秒そこそこのコースでベストから1秒4も遅いという 今の状況はそれ以前の問題っぽいです。
こういう時の問題は今までの経験上、車体の前後の高さがおかしい時に当てはまると 思っています。そこで、タイヤの高さは厳密に調べてはいませんが、 ぱっと並べたところほぼ同じだったのでまあ大丈夫な範囲。
おおざっぱな印象ですが、僕の印象だとフロントが高いと人間の支配力が高まって、 フロントが低いとマシンの支配力が高まるという感じです。
倒しにくいという事は人間が頑張らないと倒れないという事で、 つまり人間の支配力が高すぎる状態。僕フローでいうと、 車体のフロントが高いという事です。
フロントが高い、フロントが高い…えーっと…そういえばフロントのイニシャルとダンパーが限界付近までガチガチになってきたので、 思い切って突き出しを5mm変更したのでした。
で、ガチガチのセッティングはそういえばそのままだったなと…。
最初に書いたようにエビスのK3はボロボロだったのはこのせいなのかも知れない。 そのあと筑波でまあまあ調子がよかったと思ったのは、筑波はまだ走り込んでない ので人間による伸びしろの方が大きくてそれでタイムに出なかったのかも。 (あとはフロントが高いセッティングが筑波にむいていたとか)
というわけで、いろんな事が繋がったような気がして頭の上に電球がピカッ!と光りました。近くに居た人には見えたかも知れません。みえるわけねーけども。でもまあこれが一人反省会(といいつつイカさんに相談にのってもらいましたが)の醍醐味ですね。
で、ここで突き出しを変更したら振り出しに戻るので、フロントの減衰を伸び圧ともに-2クリック、イニシャルを1.5回転とりあえず抜いてみました。さて、予選はどうなる!
2本目の途中に出たクーラント処理の石灰があるので、単純にタイムで比較はできませんが、随分乗りやすくなりました。どうやら一人反省会の内容は(理屈はどうだかしりませんが)正しかったようです。
まだ実感は沸きませんが、フロントの車高を上げたことで車高全体も上がっているはずでバンク角も増しているはずです。乗りやすい上にバンク角が増しているのは、かなり強力にプラスの効果ですが、もしかしたらちょっと不安定な状態になっているのかも知れないです。(不安定もプラスではありますが)
一つは以前ベストを出したときよりはアクセルを開けられていないのにも拘わらず、ストレートエンドでフロントが浮くこと。(寒くなってパワーが出てきたのはあるかも) 丁度ブレーキングポイント手前で着地するので気が散ります。まあ、伏せたままの状態でフロントが浮くのはいかにもパワー出てそうな感じでカッコいいからいいからいいんですけど。
二つ目は1コーナーでブレーキから倒して行くときに、車体が左右に「いやいや」とユラユラする挙動が出はじめたこと。まあこれも、単にペースが上がったからかも知れませんし、寒いからかも知れないけど、ユラユラが発散していくような感じではないので、まあこんなもんだと言われればこんなもんな気がします。
予選の結果は28秒2、石灰が出ているわりにまあまあかなと思っていましたが、 27秒台が3人いたので予想通りまあまあで4位でした。
今まではAクラスの決勝は一番最後でしたが、今回は一番最初でした。
理由は良く分かりませんがAクラスはトランポが多いので早めにおわらせて、 お片付けを効率的にしようという事だったのかな。(2台積むわが家としては 大助りでした)
それで決勝ですが、僕の前には3人とイン側に1人。
予選1位のZ650のえいぽんさんはもともと面識も無いし今日初めてお会いしたのですが、 この方も魔界との連絡係ことシゲR1さんが誘った方らしく相当な実力者との事。
そういえば昨日も 19インチの方と闘ったなあと思って、もしかして、という事でお話をさせて 頂いたところ、やはり昨日ご一緒した刀1100のfu3さんとはライバル関係にある ようでした。
「だよね!だよね!こんな化け物みたいな人たちそうそう何人もいないよね!」
とちょっと安心したのは言うまでもありません…。
あとはシゲR1さんと、石灰でラインが制限された事で(?)覚醒したヤガさん。
この二人の後を走るというのは過去にも何回かあるので、 まあミスしたら抜くとか、暖まる前に抜くとか、そういう対応で。
僕のイン側の甘利さんも強敵ですがここは一つスタートダッシュを決めて かわす。後ろにいる人では、実力に対して予選がイマイチだったトシさんが 不気味ですが、まあスタートが決まって前に出られなければ平気でしょう。
セッティングをさらに柔らかい方向に。Fを-1クリック、イニシャルを半回転抜き。
そしてスタートですが、スタート練習のしすぎでクラッチを壊してから、スタートの苦手意識はだいぶ薄れました。小さい頃はのび太にあこがれて射撃のゲームに夢中だった事もあって、反応速度には多少自信があります。いまだからいうけれど。
梨本さんのフラッグを睨みながら回転数を5000回転に固定、 梨本さんの肘が動いた瞬間にクラッチミートしてアクセルをワイドオープン。
まずまずだと思ったら前の右の方で、きのこがにょっきり!はえてきてちょっとびっくり。
shige rocketことシゲR1さんのフロントが浮いたので「よしチャンス!これで並べるかも!」と思ったら、そこからさらにもう1段高くそびえ立ちました。ほとんど垂直に近いくらい立ち上がって後ろからシゲR1さんのスピードメーターに21km/hという表示が読み取れたほどです。いやそれはさすがにウソ。
スタートの瞬間:シゲR1さんとヤガさんがフロントアップ

エクストリーム並の高さ!ここまでアクセル戻さないガッツは僕も見習いたい。
「こっちに倒れて来るなよ〜」と血も涙も無いような祈りを捧げながら横を抜け、 1コーナーへ。甘利さんはシゲR1さんの後ろだったので甘利さんも抑え、 それなりにスタートが決った事もあって抜かれる事もなく3位。

この時点でトシさんは4位まで来てたのね
目の前のヤガさんは無理すれば行けそうだったけど、ここはちょっと我慢。
ヤガさんもスタートで若干フロントが浮いてしまって多分まだドキドキしている事、 あとはウォーマーを使っていたので、「冷えて行くタイヤ」にちょっと慎重になったのか(←カミチュウさんのセリフを言ってみたかっただけ)、1コーナー、帝王コーナーとバンクが甘いです。
ヤガさんの向うでしょっぱなからハイペースでみるみる小さくなって行く えいぽんさんが完全に手の届かないところに行ってしまう前に、そしてヤガさんが本調子になる前になんとか前に出たかったので、左コーナーの立ち上がりに軽く賭けることにしました。
「ヤガさんはこの調子だと最初の左コーナーを小回りする事に不安があるはずなので、 石灰のアウト側を立ち上がるはず」
という僕の読みはビンゴで、僕は手前でコンパクトに曲って石灰のイン側をまっすぐに立ち上がるラインにそなえていたので、すっと前に出られました。(超きもちいい!!)
ただまあ前に出ても、えいぽんさんはもともと僕より圧倒的に速いので、 抜くとか抜かないとかじゃなくてまずは食いついて行くところからして難しいのですが、えいぽんさんも思った程はペースが上がらなくて、ちょっとづつ離れて行く程度。 (つまり一瞬で見えなくなってしまうかと思っていたら、じわじわ小さくなって行く感じと。絶望的なのは変わりなし。)
このまま2位で良いかなと、早くも3周目くらいにして思いましたが、 よくよく考えてみると海老沼さんは風邪でお休み、トシさんはなぜか僕の後ろ、 シゲR1さんは自爆してくれたし、超チャンスじゃないですか。

歯を食いしばり中
えいぽんさんは速いとはいえ、もしかしたらどこかでミス(連続で3ミスくらいしてくれないと追いつけないですが)してくれるかも知れないし、という事で必死で走ります。
が、えいぽんさんはコーナー入口でペタリとバイクを寝かして、その一定の角度のままもの凄い勢いで走ると言うか、アグレッシブなのに力が入っていなくてまさに自由自在、に走っているという感じで、ミスとかそんなのまったく関係無さそうです。
それより、オートバイってこれだけ力を抜いて走れるんだ、って改めて思う程で(その走り方から色々とヒントを貰ったので、それはまた練習しようと思います)レース中なのにみとれていました。
ふと、我にかえって、「そういえば後ろはどうなってる?」と思って、ちょっと気を付けていたら、帝王コーナー脱出の時にちょうど3位のトシさんが帝王コーナーにアプローチしているところが見えました。次の周でもほぼ同じあたりですれ違うので、周回数的にもこれはもう電池が切れたなと。ゴルフと酒ばっかりのトシさんは電池が切れたなと。
まあこれで、シゲR1さんが息を吹き返したとしても、ヤガさんや甘利さんがエンジン全開になったとしても、蓋になったトシさんは強敵だぜえ、電池が切れたトシさんは頼りになるぜえ(←まんまストレートに皮肉)と、安心したのは言うまでもありません。
ここで、えいぽんさんに追いつけるとおいしいんだけどなあ〜と思いながら頑張って走りましたが、差は一切縮まず、まあ辛うじて姿が見えなくならなかっただけ良かったかなと。そんな微妙なテンションで決勝終了。
ベストは5周目くらいに出した27秒60で、石灰の事を考えるとほぼ自己ベストと同じくらいは頑張れたのかなという所です。反省点としては、アクセルを開けられなかった事。 良い材料としては、えいぽんさんの走りを見れたことと車高が上がってバンク角が増した事。これを上手く生かせれば、26秒台行けるかもしれない。

ちゃんとステーが欲しいと思った
今回はAクラスの決勝が最初に終わったので、他のクラスのレースを落ち着いて見ることができました。考えてみたら、他の人のレースをじっくりみるのは初めてかもしれない。気持ちの余裕もあったので、隣のトランポの人(愚者さん)に「ときどきブログ見てます…」と話しかけてみたりする余裕もありました。
それで、相方とK3仲間のhakさんが出ているBクラスやしん君がでているCクラスの(Dクラスの時は車にバイク積んでました)レースを楽しみながら見ていました。
相方は今回の目標は「最後まで諦めない」だったらしく、いつもKRUNはかなり慎重に走るのですが、今回はレース中もしっかり前を走るhakさんに食らいついて、 慣れないコースな上に、慣れないフォーム変更中で疲労の限界に達したhakさんが、 加速仕切れなかったところを抜いたりしていたので、よーやった!と思いました。

いけー!

気は優しくて力持ち(知らんけど)風のお二人。「質量的にはどれくらいですか?」と気を使いあって会話をしていましたよ。
しん君もスーパースポーツ相手にコーナーでは頑張っていましたが、 最後にはストレートで抜かれて、でもまたコーナーで抜き返してという均衡が崩れて、 順位を落としていましたが、みていて面白かったです。

泣きが入ってます
だからここでターボですよ!。

シャンパンの蓋があきませんでした!

hakさん、なんか課題を貰ったらしいです

hakさん作のアポーパイ、おいしかったです。ごちそうさま!
前と変えたのはフロントをちょっと柔らかく
スプロケ16-38
タイヤ前BT002ProTYPE3(1.95)後SC2(2.2) 1.2時間(K3の時)->2.2時間
時間
Fイニシャル 1番上の線->1番上の線から2回転戻し
F突き出し 4.4mm
圧3戻し->6戻し 伸0戻し->3戻し
Rイニシャル3回転 圧高速30戻し 圧低速11戻し 伸8戻し