前回参加したとき は、グースで走るのも楽しいけど他の人とバトルする事ができず、 Aクラス最下位というちょっと寂しい結果に終わった。
グースに乗る楽しさよりも、他の人とバトルするのを優先して今回は隼での参加。
もっとも、何人かから貰ったアドバイス通り、もしかすると隼だと狭すぎて グースよりもタイムが出せないかも知れないという心配は少なからずあった。
けども、そのアドバイスをくれた人全員に「僕は狭いところ結構得意なんです」 と答えたように、おそらくまあ何とかなるんじゃネーノ? という楽観的な気持ちで参加。
申し込み書にもビシっと書いときました。
1.30秒切る(弱い)
2.グースのベスト(28.7)を切る。
3.27秒台を出す。
3段階に書いて落としどころを複数設定しているところがもうすでに 守りに入っているわけですけども、まあこんなところです。
あとは岡弾さんと絡む。トシさんをいじる。
5時出発、8時到着。 途中でインナーを持って来るのを忘れたのに気がついてコンビニでパンスト購入。
万が一表彰台に上ったら「あなた方はパンスト履いた男に負けたんですよ」 って言ってツナギを脱ぐというパフォーマンスをしようかと思ったけど、 いろんな意味でギリギリアウトなので思っただけ。
隼とRSを車から降ろして準備する。久しぶりに隼みたらでっけーな、おい。
岡弾さんやあやっちさん、前回顔見知りになった方とご挨拶。 あとアーブさんの刺客こと山田さんが相方にラップショットを貸してくれた。 ありがとうございます。
受けつけを済ませて、梨本さんから参加者への挨拶。形式ばってわざわざ 集めたりせずに「そのまま聞いて下さい〜」というのが助かる。
早速走行の準備、ちょっと緊張気味に、、、、、意を決して、、、、パンスト装着。
俺変態みたいになってねえ?大丈夫?
変態みたいになってるけど、まあ大丈夫。
ツナギを着てみたら「おっ、意外とスルっと入る。悪くない」等と しゃべっていたら一部始終をじっとみていたあやっちさんが 「そういや相方のインナーあるよ」との事。
ありがとうございます。とても助かります。
でもね、もうちょっと早く言ってもらえたらもっと嬉しい。。
まず、スポーツ走行出来るのか。出来たとして何秒でるのか。
グースで走った感覚ではまずは30秒。僕的に攻める事ができなければ30秒が切れない。 逆に、攻める事が出来れば28秒台は間違いなく出る。
体が温まってイメージどおりに動けばそこから1秒。ラインが定まればそこから 0.8秒。そのラインを転ぶ寸前のギリギリの走りで攻めればさらに0.3秒という イメージ。まあ妄想だし、有る程度ラインが定まるのに最低二けた回くらいは 通わないとダメだけど。
というわけで1本目の具体的目標は30秒を切って、(29秒も切って)、28秒台に入れること。
暖機してコースイン。タイヤが新品なので慎重に倒して行く。
テンションを落とさないように直線はとにかくアクセルを開けて行く、 4、5周目で慎重に膝擦りを開始、6、7周目くらいからペースアップ。
ちらっとタイマーを見ると28秒後半は出ている模様。
様子をみて1回タイムアタック。28秒46が出た。よしよし。
今日は暑いのもあって集中力が途切れて来たので水を飲みに出る。
梨本さんが無言でやってきて、隼の前後サスを数秒押す。
「今何秒?」
「28秒まんなかくらいです」
「リア圧+3クリック、フロント圧+1クリック、イニシャル+1.5回」
そう言い残して、そのまま去って行った。
早速言われた通りに調整、残り5分くらいあったので、再びコースイン。
あらまびっくり。 ビーチで苦労していた前後サスのバラツキ感が解消されて凄く乗りやすくなった。
そのあと洗車。この前タイヤ交換しに自走で行ったときに、雨の中を走行 したのでドロドロで汚いのが気になっていたのだ。あーすっきり。
ペースアップしてく。

目の前に岡弾さん、トシさん、伊藤さんが居たのでくっついて走って行く。 岡弾さんはまだペースが上がらないようで、毎回1コーナーでちょっとずつ 縮むので、記念に1コーナーで抜いとく。(目標達成)
そのあとどうやらじっと後ろにいたらしく、サスセッティングを 変更しようとコースアウトのためにラインを換えたら、その瞬間にぶち抜かれた。
ラップタイマーを見てみると28.26。サスをいじってたら再び梨本さん、
「いまいち動きが気に入らねーな」
「フロントイニシャル+半回転、リアイニシャルちょい抜き」
そのあとサスをいじってまたコースイン。
今度はトシさんにくっついて行く。さすが27秒の男。じわじわ離される。
折角だからラインを盗もうと思ったけど、全体的にまんべん無く速いから、 ヒントを得るのが難しいな。。。
結局引っ張ってもらった形で手元のラップタイマーでは28秒08だかが出てた。 (手で押しているので誤差の可能性がかなり高いけど)
グースで走ったときに何度かフロントが滑べってイマイチ攻め切れな かった左コーナーが、隼だとサスが良いのか?それとも車重?一切気にならない。 うーん、グースの時はあんなに悩んでたんだけどなあ。
あとはここのカントを利用して必要以上に減速しないようにコーナーに入ること、 それから手前からこのコーナーへのアプローチを上手くやれば28秒は切れそうだ。
イメージとしては、ビーチのエロ本立上りからのL字進入(←ひわいな話ではあり ません:ホームサーキットの話です)と同じように、 車体を直立させずに最低限の速度調整とリズムの良い切り返し。
コースに合わせて切り返すんではなく、気持ちよくリズム良く切り返しをしたときに、 たまたまそこにコーナーがあるような、そんなイメージ。
まあよっぽど練習しないとタイミングは合わないだろうな。イメトレしとこう。
お弁当を頂いたあと、梨本さんが塾生の方々のバイクに乗るのを見る。 最終の進入、そして、立ち上がり。間近で見れるのはそこだけだけども、 リアが浮きそうな進入から、暴れるリアを抑え込みながらの立ち上がり。
でも転びそうな気配は無し(当たり前だ!とパンチが飛んできそうだけど)、 スムーズというのとはちょっと違う、速い人に共通しているけど、 暴れるバイクをなだめるように走ると言うか、 「俺をふり落とさない限りは暴れたいだけ暴れてろ」みたいな、、、、 とこのまま4KBくらい書きそうなのでこのあたりでやめとく。
僕もあんな風に走れるようになりたい。あんな風に走れたら楽しいだろうな。
ちなみに試乗していたのは、伊藤さんのCBR1000RR。タイムは26秒1だったそうだ。 28秒1でも、27秒1でもなく、26秒1。普通の借り物の普通のバイクで。
走行開始から15分経過したらそこからさらに15分間の予選計測。
サスセッティングをちょっと変えたのを確認するため、最初の3、4分走って 28秒中盤、悪くないけど良くもない。それから、ずっと2速で走っていたけど、 立ち上がりの加速が鈍いのと、もっともっと小回りして加速重視のラインで 走った方がいいのかもと考えて1速を多用してみる。
とたんにぎくしゃく(ノーマルに比べてF-2にしてるのもあって)してしまい 29秒に落ちる。でも慣れたらこっちの方が速そうだな。
セッティングを元に戻し、予選計測開始のフラッグが確認されたのを見て 再度コースイン。御飯食べたからか(?)、グローブが汗でぬるぬるするからか? 28秒3〜4あたりからタイムが伸びない。結構頑張ってるんだけどなあ。
結果は28秒3で6位。2位〜5位は全員28秒1台という混戦ぶり。
トシさんと岡弾さんもお互いに意識しているみたい。
この写真の岡弾さんは上体の力が抜けていて僕的には理想のフォームに見える。
トシ
さんは(略)速ければいいのだー。
ベストを更新した相方。スプロケをもう少しショートに
するようにアドバイスを頂く。
たまさん。サングラスがこれほど似合う人を見たことが
ありません。
アグレッシブなあやっちさん。特にアッパーカウルを固
定しているタイラップが2本ピンと立ったところとか
buell XB12Rで走るakiraさん。旦那様の41ss(※注18禁:会社等で不用意にクリックし
ないように)さんとも初
めて実際にお会いできました。
レースで一番盛りあがったのは2位あやっちさんと3位山田さんのバトル。
バックマーカーを上手く間に入れながら逃げるあやっちさんを、 すこしづつ詰めていく山田さん。
追いつかれ、1コーナーで刺されても立ち上がりでラインをクロスして抜き返したりと、 その様子にパドック大盛り上がりで、むしろこの様子をムービーに撮っといたら面白い と思った。
最終的にはあやっちさん見事逃げ切りの2位、山田さん逃げ切られの3位! お二人ともお疲れ様でした。
練習中からスタート練習に励んでいた相方。
さあどうなる。
スタートは可もなく不可もなく、まあまあ順位どおりにコーナー進入。よし。
その後は1位集団-相方-その後方集団という相方一人孤立した状態で淡々と 走り無事ゴール。7位でした。
スタート前
あまりの一人っぷりに、後を確認する相方
ずんどこ音を気にしないで良いので落ち着いている
スタート前、梨本さんから「クリーンなレースを」との声。そういえば、 予選タイムが詰まっているのを見たときも「前のバイクは転ぶと思って走れ」と 全員にアドバイスがあったのだが…。
スタートは6番グリッド、3列目アウト側。
どっちかというとごちゃごちゃに巻き込まれないのでフロントローじゃないとき はアウトの方が好きだ。しかしスタートには相変わらず自信が無く、 グースやNSRならとにかくパコーンとクラッチをつなげれば前に出れるのに隼だ けはそーっとつないでもどうしても必ずフロントがぴょこんと浮いてストール しそうになる。どうも苦手だ。まあ、苦手だけどある意味もう諦めているので、 気は楽。(だめじゃん)
さて、いよいよスタート。6000回転キープでクラッチを1/16クラに。 梨本さんがフラッグを降ろした瞬間に、クラッチをそっと繋ぐ。
はい、ぴょっこんウイリー。右隣がすーっと消えて行く。 ストールしそうになってあわててクラッチを切ってそーっと繋いで、やっと加速 体勢。いい加減嫌になるが今度こそどこかで場所を見つけたら練習しよう。 (ウイリー失敗の時にできる加速が出来れば絶対に前列は喰える。)
あらあら、と思ったけど同じ3列目の2台に抜かれたけど、 周りを見ると周りもそれほど離れていない。 多分、ストレートが短くていきなり1コーナーだからすぐ1コーナーで 詰まるんだろうな。
1コーナー立ち上がりから1ヘア進入で1人抜き、左コーナーでYUKIさんが 前のバイクのインをこじ開けたところをごっつあんパッシング。
タイム差がないから、有る程度隊列が出来るまでのごちゃごちゃ時間が 長かったのがラッキーだった。
順位は頭から数えて6位。前のユッキーさんがペースが上がらないうちに 抜いてしまいたかったが、なかなかねじ込むことが出来なくて焦るものの、 トップも消えていなくなるわけではなく視界にはずっと映っている。
もちろん、岡弾さん、トシさん、伊藤さんも。
ほぼ均等の間隔で走る前の4台を見ながら、うーむ、なんか綺麗だな〜と思って ちょっとみとれる。ちょっと日差しが弱くなってきていろんなものがセピア色に 見えるこの時間帯に、渇れ草の茶色とちょっとした緑、その中を連なって流れる 派手な色のツナギとバイク。
連なり中
トップを狙う五人の刺客たち(2位の伊藤さんは画面から切れてます)
なんとなく、レースとかどうでも良いや残り半分になったらまた考えようって 思いはじめた頃、最初のフルコースコーション。
1コーナーにドカが突き刺さっていて、うちの相方やスタッフの方が引きずり出 している。ライダーはどうやら無事っぽい。
時間が掛かりそうだ。ちょっと休憩できる。
さて、どうしよう。1速を使ってみるべきかどうすべきか、レース中にいきなり 試すのは得策ではないにしても、このままだと6位のままだ。
よし2速のままでもうしばらくチャンスを伺う事にしよう。 それよりフルコースコーションが解けた後は、普段2速で走るコーナーを すべて1速で走る事になるから、クリップ前に失速してしまわないように、 1速で走る場合のイメージを固めとこう。というようにいろいろ考えたことを 日記にもかーこう。等と余計なことをずっと考えてました。
さて、梨本さんがグリーンフラッグを手に、片手で地面の線を指さして、 ここを通過したらレース再開という事を示している。
前の方のバイクは横に散らばる。なるほど、前を抜かなければポジションは どこでもいいのか。ポジション取りが面白そうだけど、 特に策があるわけじゃないし、強いて言うと後に抜かれたくないの で梨本さんが指さす線をギリギリまでしっかり待って、そこから急加速。
よし再開!と思った矢先の左コーナーで、赤黒のR750が転がっているのが 見える。逃げ場を失った緑のZX10Rがゆっくりとフロントから突っこんで行く。
その突っこんでいく様はとてもゆっくりなスピードで、 まるでよちよち歩きの赤ちゃんがちょっとした段差に自分から歩いて行って、 こてっとつまずいて転ぶような、それくらいゆっくりしたスピードに思えた。
この時点で「ああ、大丈夫だな、怪我は無いだろう」と安心する僕。
しかし、そこからゆっくりと持ちあがるテールカウルと、 ゆっくり投げ出されるライダーの岡弾さん。
え?ゆっくりなのに、そんなに飛んじゃうの?って、それくらい不思議な風景。
岡弾さんはうらっかえしになったガメラのように回転しつつメットの 後頭部をガリガリガリと削りながらさらにバウンドしながらコース外へ。
即座にフルコースコーション。 麻痺してたけど、ヘアピンでさえ転ぶと飛んでくような速度域なんだなと改めて思った。
フルコースコーションの中ゆっくりと走りながら岡弾さんの様子を伺うと、 痛そうではあるが意識はあるようだ。どうやら大丈夫そうだ。岡弾さんも心配だけど、 奥さんとお子さんが岡弾さんの事凄く心配しているだろうな、、ってそっちの 方が辛くなる。転ばないのは無理だけど、できるだけ安全には気を付けようと 改めて思う。
その時岡弾さんは、まだ若干混乱している意識の中で、 梨本さんに「ちきしょー!ポイントが!!!」と叫んだそうだ…。
で、それはそれとして、これで3位。
僕は切替えが早い男なので、これは正直チャンスだと思った。 おそらく周りの人の何人かはこの転倒にちょっとびびるはず。 それに、左ヘアピンにも石灰が撒かれ、さらにイヤン感20%増し。 ますますチャンスだ。むふむふ。
BK30(ぶつかる30秒前)の二人
フルコースコーション解除。そして予想どおり、 僕より持ちタイムが上の伊藤さんとYUKIさんに付いて行けます。 場所によっては僕の方が速いです。
ペースを取りもどす前に一気に抜いてしまいたいところではあるが、 かといって抜ける程ではない、、ちょっと強引に行けば行けそうではあるけど、 相手の出方次第ではちょっとくらいの接触は覚悟する必要がありそうだから、 やっぱりここはじっくりチャンスを待つしか無さそう。
3位中
左進入で何度かラインを変えていたYUKIさんがついに、伊藤さんにアタック。 上手いこと伊藤さんのラインを潰しながら前に出たので、伊藤さんが体勢を 立てなおす前にさらにごっつあんパス。
といってもその時伊藤さんは僕と数10センチの距離まで接近したので、 アクセルを緩めてくれたのだけど。
まあ何はともあれ、これで2位。やべえ、コメント考えてねえ。。
2位浮上
「33馬力のバイクで負けて悔しかったから175馬力のバイク持って来てみたら それが良かったみたい。やっぱりバイクは馬力です。馬力さえあれば後は芋づる 式です。」
バカっぽい。なんてバカっぽい。このバカっぽい台詞を真顔で言い放っ てみたい。
俄然モチベーションが急浮上するものの、YUKIさんは隙を見せない。
ラインを変えていろいろ試してみるものの最後までつけ入る隙は無く 結局そのままゴール。うーん、ラッキーだが、惜しいような、複雑な気分だ。
ごぉ〜る!
たまたま昨日、梨塾の話をしていたマスターきたりんに「2位ですよ」報告。
すると返事が。「Westさん不在の今日、男前コメントを言うチャンスです」
折角のチャンスでしたが、僕は緊張のあまり笑いをとろうとしてパンストの話を したこと、そしてそれが滑べった事しか憶えていません。。
でも、その時梨本さんが「そりゃ暑いだろう」という素のツッコミをしてくれたので、 「履いたことあるんかい!」と関西風に返そうとおもったけど、やめておいたのは 憶えています。
緊張して挙動がかなり不審な僕と、優しいスマイルの梨本さん
賞品ゲット!欲しかったこれ!
2位! K3の時はほとんど空になったので、今回は飲むために半分くらい残しました。
とてもとても楽しかったです。 レースもそうだったけど、塾全体の当日の雰囲気がとても良かったと言うか、 単純に顔を憶えてもらったというのもあるんだろうけど、天気とか、空気とか、 参加者とか、そういうの全部がリラックスできる感じでした。暑かったけど。
走りの方はとりあえず28秒がでて一安心。でも、まだアクセルの開けが足りない のをはじめとして、まだまだ反省すべき点が一杯有ります。塾では、梨本さんに アドバイスをもらって、自分の壁を壊して上のステージに行きたいと思って参加 しています。
でも今回もまたその壁に自分で辿り着く事が出来ませんでした。 次はもっと自分に厳しく、これが自分の限界です、という走りを梨本さんに見 てもらってアドバイスをしてもらいたいです。ファイトー、俺。
(↑!!表彰式でこれを言えばよかったのか!!)
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