ROMC

第1戦に続いて ROMCに参加してきた。

はじめに

今回は那須MSLの閉鎖に伴いROMCのラストレースという事もあって、 今までよりさらにハイレベルな参加者が集まる事となった。

特にBBクラスは前回は参加者は僕が一人しか居なかったため、 断トツでクラス優勝をしてしまったが、今回はエントリーが6台、 しかもうち隼が5台という 「隼に乗らせたら(YKTとかいうヤツより)俺の方が速えぜ!」といった意気込みが ムンムンの熱い熱いイキフン(雰囲気)である。

エン トリーリスト

というわけでこれは事実上の日本一の隼乗りの決定戦である。

と書きたいが、全国の隼乗りの人に「俺の方が速えよ!」と石を投げられる可能 性があるので「日本一ROMCの参加者の中で速い隼乗 り決定戦」としておこう。

しかし、参加者のホームページを見ていると、レースが近づくにつれ ネガティブな発言が増えて来るのは笑った。

僕の場合はネガティブになるほど程レースに対して集中している事が多いので、 結果としては良い結果を残せている場合が多い。

今回は引っ越し直後という事や仕事が忙しい事もあって、 楽しみばかりが先に立ってしまいレースする事に対して全然現実感が無かった。

Photo Photo

秘かに昨日はサーキットから15分のホテルに前泊していたので早めにゲート前に。

僕の前は稲葉さんのトランポで僕らは2番目だった。 外は霜が降りていて寒い。ううう。

しばらくしていたらぞくぞくとトランポが集まってきた。 結局参加者+α位しか人がいなかったので楽勝でピットが取れたので良かった。

練習前の風景

Photo

今回もmaruさんと同じピットだ Photo7:3分けが決まっているアーブさん Photo大久保さんのトランポでやってきた俺様ブサ (2chで「変な速い黄色い隼と叩かれて(?)いた」) Photo車検に備えてアンダーカウルを外したYKTブサ ちなみにリアスタンドとフロントスタンドついにかっちまったい。

買ったのは、J-TRIPの JT-126 JT-113

これだとトランポの中でも場所を取らず、僕の場合は隼のリアタイヤのところに 二つとも置いています。

Photo熱心に整備するmaruさん Photo初コース、初レースのdatomiブサ PhotoチャンピヨンのキタリンCBR PhotoROMCを手伝ってくれている涼さん

天気の方はキタリンの「雨が降らないようにレインタイヤ持って来ました」とい う自虐的ジンクスのお陰か、ばっちりの天気で、しかも路面温度もこの時期にして は高め。良かった〜。

練習

今回は前回に比べて、いろいろとバイクをいじくって来た。

フォークの底付き対策:スプリングをOHLINSの12R用に(ばねレート0.9→0.95、全長が5mm 長いのでその分イニシャルがかかる)、油面を10mmUPしてノーマルに

アクセルが全開にできない対策:ハイスロ

立上りで振られ対策:Matrisのステダン

よって、とりあえずサスのセッティングをいじってみる。 最初はやっぱり底付きしていたのだけど、イニシャルを掛けて、圧側の減衰を 2クリック強めたら底付きはしなくなった。

今度はコーナリング中にRの姿勢が低いように感じたのでRのイニシャルを2回転+

セッティングデータ
タイヤ前後SC1 空気圧前後2.2kg/cm^2
Fサス(04インナーチューブ、オーリンズ12R用スプリング)伸び6戻し、圧6戻し、 イニシャル上から4番目の線
Rサス(オーリンズ)イニシャル7回転、伸び17戻し、圧11戻し、圧高速30戻し

なんだか倒し込みがクイックなバイクになったが、良くも悪くもバイクに合わせ て走ってしまうそんな僕なので、セッティングが良い方向なのか悪い方向なのか分からない。

事前に那須の練習で隼で46秒前半(!)を出している草レーサーさんこと寺尾さん に合わせてコースイン。まだ本気では無いのか数周程後ろををついて行かせても らうが、全てのコーナーでちょっとづつ速い。

特にコーナーでのバンクにためらいが無く、コースやラインを知りつくしている ような印象。一方の僕はフルバンクまでダラダラと寝かせてしまう。また、 折角Fフォークのセッティング変更で、 ブレーキで今までより突っこめるようになったのにも拘わらず、 サーキットを走っている事に現実感が無く、タイムを削る事に対して集中出来ず に程々のところでやめてしまう。

これは言ってしまえば気持ちの問題ではあるんだけど、 「この子はやれば出来る子なんです」と言われる子が結局は出来ないまま大人になるのと同じく、なかなか修正するのは大変なのである。

Photo1コーナーに進入するわし

見るからにFフォークに厳しそう。

隼紹介のコーナー:

Photo俺様さん

もともと隼オーナーズクラブの有名人で、 隼FISCO仲間の送別会の飲み会で知り合った。
その後意気投合してミニバイクとかで一緒に走ったり、一緒に飲んだり、 ツーリングに行ったりと付き合いはわりと長い。

バイクのセッティングとかあんまり興味が無くて空気圧を合わせる事さえ 「そんな小細工したくねえ」という強者。(そのくせ、人が仕上げたバイクに乗る と何かとうるさい(笑))

そんなデタラメなのに何故か速い。僕が一所懸命練習しても、 いつも勝てないので、今回こそは勝ちたい。

Photo草レーサーさん

知り合いの知り合いという感じでネット上でお名前は知っていた。

僕が知っている中では恐らく一番速い隼乗りで、 僕は今回一緒に走れるのを凄く楽しみにしていた。

Photodatomiさん

datomiさんとも結構長い付き合いで、 走りで悩むところとか考えるところとか生まれたとことかが僕と近い。

今回初那須、初レースだけど、油断すると負けるので油断しない(笑)

Photo

なんか体がリラックス出来てないなあ。

Photo この時点で俺様さんは47.658、僕は47.559で辛うじて僕が勝っている。

俺様さんの後ろを走っているとアクセル開けるたびにリアが振られ、外から見ているだけでもかなり辛そうなのが伝わってくる。それでこのタイムなのだから凄い。

datomiさんは初那須にも関わらず50秒を切ってきた。僕が最初の走行では50秒切れなかったので、それを考えたらやはりこの男油断できない。

僕は上に書いたとおり、気持ち的にはまだ攻めきれてないのだけど前回のベストは0.2秒ほど更新できた。

感触としてはブレーキで頑張って47秒フラット、すべてのコーナーできちんとフルバンクできて46.5秒、イメージどおりにノーミスで走れたら46.0秒、後は気合で45.5といったところだろうか。

予選前

さて、ライダーズミーティング前の風景。

委員長こと荒木さんが PhotoなにやらIQの高そうな事をしています。

Photo荒木さんのバイクもカメラ Photo稲葉さんのバイクもカメラ

Photo平常モードのアーブさん

「今回は、サディスティックに失格にします!」

違反している人を見かけたら、「むしろ見せしめになってくれてありがとう」 くらいの勢いで失格にすると。それくらいの勢いでちゃんとしている参加者の安全を守る、とおっしゃってました。

ヒステリック、サディスティックと来たら次回ROMCがあるとしたら、どんな風に失格にするのだろう。

Photo暖かそうな隼

今回はスリック師匠にウォーマーを借りてきた。しかし意外と巻いたり外したりに時間を食ってしまい、ヘルパーの人とかがいないとめんどくさい感じだ。

前回、僕の後ろで僕を抜きあぐねて、かなり不完全燃焼だった刀の森谷さんは、 すっかり口の悪いおとうさんといった様子を遠慮なく発揮し「今回はぶつけて抜くからな!」と面と向かって言われた(笑)。

刀で46秒前半で走っていたのだから、このままではぶつけられる事必至なので、 ぶつける前にはせめてクラクションでお知らせして欲しいとお願いしておいた。

練習走行をしていなかったので「練習しないんですか?」と聞いたら「刀でそんな事したらバイクが壊れちまう」と男らしいお答え。

でも予選時(?)練習時(?)かに、本当に、不運にもクラッチハウジングが粉々になってしまい、エンジンの中にも破片が回ってしまったようで、森谷さんは出走できず。 今回負けたくない人リストの上位に森谷さんはいただけに残念。

でもそのあとも僕のところに「まぁ〜だ〜、47秒をぉ〜、切れないぃ〜人がぁいる〜うぅ♪」と「47秒を切れない人の唄(作詞・作曲 森谷さん)」を歌いながら歩いていた。

そのあともタイムが出せない僕を歯がゆく思ってくれたのか、 いろいろとアドバイスをくれた。ついでに相方にもアドバイスをくれたみたいで相方は嬉しそうだった。

予選

カメラをつける時間が無くてそのまま出走。

ウォーマーの効果は確かにあって最初の数周がそれほど怖くない。でも僕レベルでは 結局恐る恐る走っていくので、あまりウォーマーの効果を生かし切れなかった…

予選中に大きな転倒があり、一旦予選が中断。それもあってか思い切って攻めきれず、 結局ベストは47.556で、10番グリッド。俺様さんはちょっとの差で9番、草レーサーさんはついに46秒を切って堂々の5位。datomiさんはタイヤが滑りまくるらしく50秒。

datomiさんの名誉のために言っとくけど、なかなか初走行で隼で50秒は切れませんよ。 datomiさんが遅いのではなくて草レースにしては周りが速すぎるのです。なんせ隼日本一決定戦なのですから。

Photo

ちなみに43秒がどうとか言っているような、上位の鬼同士の戦いは僕ら市民には 関係ありませんので、キッシーさんとか、荒木さんとか、キタリンとか勝手に鬼が島でもなんでも制圧してくださいってなもんです。ただまあ3人の中ではどちらかというと一番仲良しなキタリンを応援しています。

ちなみにキタリンはいかに隼〜ズをパスするかが、戦略の鍵になると睨んでいたらしく、鬼が鬼団子でひ弱な桃太郎たちを手なずけるが如く、マメに隼の人のピットに顔を見せていました。僕らはレース中にキタリンといかに連絡を取り合って、キタリンだけ先に行かせるかの打ち合わせをしていました。

というのは冗談で、みんなそうだと思いますが、 自分のレースの事で精一杯で他人の応援をする余裕などありません。 それにレース中だったらキタリンだろうがミスしたら抜くし、勝負が掛かってたらブロックだってするもんね。

決勝前

PhotoこちらもIQが高そうな事をしている俺様

パワコマのセッティングを出しているらしい。

ちなみに僕は2年くらい使ったが、僕のスキルが低くてセッティングを出し切れないので結局ヤフオクで売った。5万で買ったが、4万で売れたので結構嬉しかった。でも、今みたいな頻度でサーキットを走るならまたつけてもいいかもと思った。楽しそうだしね。

Photo

さあ、いよいよ出走といった雰囲気。かっこいい。

決勝

まずは2周のサイティングラップ(兼ウォームアップラップ)。

ウォーマーの効果で結構ハイペースで周回できる。

ここで異変に気が付く、ガーン、モーションピクス落としちゃった。

Photo

カメラを無くした事より、コース上に余計なものを落としてしまった事でへこんでしまう。ここで、もう一周のサイティングラップがあって、その時目を皿のようにしてコースを走ったがコース上には見当たらなかったのでちょっと安心。その後、山本さんが取ってきてくれたのだが、それをみると踏まれた形跡は無かったので、とりあえず誰にも迷惑を掛けなくて済んだようだ。でもすいません。

今度からワイヤリングもしておこう。。

スタート

そんなこんなでオロオロしていてもスタートはスタート。

今回は3000回転キープ、つながった瞬間ワイドオープン作戦で行く。

フロントがフワッと浮きながら前の列に食い込めた。(と思ったらスタートミスした稲葉さんを抜いただけだったみたいだ)。俺様さんもすぐ隣に見える。1コーナーでの混雑具合を見ながらアウト目から早めにアクセルを開けて立ち上がろうとした瞬間、maruさんのリアが左に滑ったかと思ったらすぐ右に滑り、真横に。そして、maruさんの体がお尻から宙に浮く。典型的なハイサイド。

maruさんの身長分くらいは浮いたように思うが、落下後にもmaruさんは動いていたので意識はありそう。良かった。

そのまま赤旗で、10周に減周して再スタート。

再スタート

余計な考え事をしていたら、気が付いたらスタート!

これまでにないくらい酷いスタートで、 3回は小ウイリーと落下を繰り返したと思う(泣)

全員に抜かれ最下位スタートになってしまったが、1コーナーで2台くらい抜いたかな。 でも2コーナーで突っ込みすぎてしまい、またフロントが底付きして暴れている間にdatomiさんに抜かれた…。その後すぐに抜き返すが、他のバイクを抜きあぐねている間に俺様さんがどんどん遠ざかる。。

集団を抜け出すが、俺様さんとの間は広がらないけど縮まらない。ちょっと待ってよ、 俺様さんとサイドバイサイドでバトルしたいのに〜、って思っているうちにレース終了。

後ろには同じくBBクラスの油冷R1100の林さんの影がチラチラと見えていたので、 余裕かましている場合ではなかったのだが、どうも気持ちが1日集中しきれなかった感じで気持ちばっかり焦って、頭の中が真っ白になってしまった。。

無我夢中で気が付かなかったが、草レーサーさんはしょっぱなでコースアウトしてしまっていたらしい。

それと、転倒したキッシーさんに抜かれた。。。10周しか無いレースなのに。。恐ろしい。

表彰式

Photo今日もかわいいRONさん

実はROMCとは、「ROn Mucha Cuty」の略である事はあまり知られていない。うそ。

Photoちょっと寂しげなアーブ氏。夕日とアーブ氏のコントラストが非常に美しい。

PhotoスイッチON! Photo「人間どもは相当に頭が悪いな」と呆れ顔のRONさん Photoクラス優勝のキタリン Photo油取り紙を貰った森谷さん PhotoBBクラスの面々 林さんを除く4人が隼乗りで、(ROMCにおける)隼最速キング決定戦の暫定日本1位〜4位である。 Photo総合優勝のキタリン。超優勝候補のキッシーさんは、転倒とペナルティーが響いて表彰台を逃す。キタリンは悪魔と契約しているに違いない。

Photoシャンパンファイトの瞬間のRONさん「ビクッ!」

Photo「なんか嬉しくねえ」といいながらはしゃぎまわる俺様さん

草レーサーさん、ダントツだったもんねー。

温泉

その後、温泉へ。

楽しかった。

そのあと両手をやられてしまって車を運転できないmaruさんのトランポを僕が運転、 うちのトランポは相方が運転して帰る。(本当に、寄り道0の通り道だったので、 お役に立てて幸いでした)

途中、maruさんがトイレに行きたいと言い出したらどうしようかとヒヤヒヤしたが、 トイレ休憩では無事meguさん(彼女さん)と合流できて助かった。

maruさんが完治したら焼肉をおごってもらえる事になったので、忘れないようにここに書いとこう(笑)お大事に。

思うこと

ROMCが終わってしまう(予定)であるとの事で、とっても残念です。

ROMCの魅力の一つとして、インターネットで募集を掛けている事もあって、 参加者にホームページを開いている人が多く、主催者だけでなく参加者も思い思いに 色んな意思を表示できる事があったように思います。

見る人からしても八百屋のトメさんと、3丁目のゴリさんの対決といったような、 割と身近っぽい人達のぶつかり合いで、それはそれで楽しめたんじゃないかと。

僕自身も2回しか参加していませんが、楽しかったし、色んな人に会えたし、 参加を迷ったけど、結局参加してとてもよかったと思ってます。

これからもアーブさんや他の人ののサイトはマメにチェックして、 また走るときがあれば一緒に走りたいと思います。

というわけで、アーブさん、参加者さん、どうもありがとうございました。では、また会う日まで、ごきげんよう。