HOC(Hayabusa Owners Club)に昨日の僕の考えを流したところかなりの反応があり 様々な意見が飛び出した。
いくつかでたうち有力な意見は、ギアポジションで判断しているのはマップ (低負荷、高負荷)では無くインジェクションの補正値ではないか、というものである。
確かに低負荷、高負荷のマップの切り替えはダイノジェット社が提供するパワーコマンダー の説明を読む限りはギアポジションは影響してないように思われる。(鵜呑みにはしてないけども)
では、この予想に基づいてつじつまが合うように色々と考えてみた。 (マップ(低負荷、高負荷)の切り替えはギアポジションとは無関係であると仮定する)
まず「補正」の方向。 HOCで有力な意見は低速ギアの場合は「薄めに振る補正ではないか」だった。 つまり低速ギアで薄めに振ることでパワーを抑えギクシャク感が柔らぐ、 さらに排気ガスの有害成分が少なくなる、などのメリットを考えると薄くす るのが自然だからという事だった。
また、数台の隼のエンジンを開けたメンバーの話によると比較的のんびり運転する 人のエンジンは真っ白で、激しい運転をする人は黒かったという話も、この予想 の元になっている。
この「燃調を薄くする」補正をギアポジをだます事で高いギアにも作用させてやる ことで、ノーマルではエンジン保護のためかかなりリッチに設定されている燃調 (実際にA/Fを計測したメンバーがいる)が適切になる事でフィーリングが良くなる 、燃費が良くなるのでは?というもの。
かなり良いところをついているような気がするが、肝心の「なぜギクシャクが解消 されるのか」がイマイチ弱い。だけど、ギアポジによって何らかの補正が行われている というところはほぼ間違いないような気がする。
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ところで、HOCの掲示板に「3,4,5,6速の時も1,2速だとごまかしている」という事の 裏付けになるかと思って実際に改造している人に「どのギアのフィーリングが一番変 わりましたか?」との質問をしたところ、「1,2速が特に良くなったように感じる」 との回答を頂いて、軽く混乱している。
ギアポジションセンサー以外に、ギアポジションを測定するデバイスは存在しない (エンジンをばらしたメンバー談)との事なので、ギアポジションを判断する手段 であるギアポジションの信号をだましている以上、「どのギアでも1速だと判断させる」 というところに間違いはないと思うんだが...。
もちろん回答は「感じる」であるため実際には違うかもしれない。が、それじゃあ面白く 無いので別の可能性を考えてみると、
「1でも2でも3でも4でも5でも6でもNでも無いギア設定値が存在する」という可能性がある。 では、どんなポジションか。設計者が遊んだのか?そうじゃないとすれば...
「ギア抜け時」
昨日示した改造をしたバイクのGPS信号の電圧を教えてもらったところ、すべてのギアで 0.63〜0.80V(もちろん1速が0.63Vで高いギアの最大の値が0.80V)に入っているという。
昨日の予想では、ギアポジションセンサーの閾値は3.00V付近だった。 よしんばもっと細かく設定されていたとしても、1速だと判断されるための閾値はどんなに 低くても2.00V程度のはずである。
ところが、1.00V以上低い値に収まっている。だとすると、その値はギア抜け時用に用意 されているものかもしれない。だとすると、ふけ上がりがマイルドに設定されていて 当然である。
さらに1,2速で効果が顕著だという感想にも説明がつく。あくまでも予想だが。