こいつが、おフランスdevil社製のスリップオンサイレンサーです。

金が入る予定が出来たので、なんかバイクいじりたいなあと思っていました。
まあ、最初はマフラーかなと思っていたのですがリッターバイクのマフラー
は高い。フルエキゾーストの物を買おうとしたら軽く10万は越えるし。
候補としてはスズキのバイクという事でヨシムラのなんとかというエキパイから
交換するタイプのものを考えたのですが、それだとあと5、6万貯めないと買えそ
うもないし、「スズキ=ヨシムラ」ではあまりにも安易で、その辺にうようよいそ
うな組合せですから止めました。、というか金が足りませんでした。そのときふと
目にとまったのが「devil 54000円」の文字でした。
とにかくマフラーが欲しかったのとdevilという響きに惹かれ気がついた時はすで
に電話してました。徹夜明けの決断はやめろという言葉が頭に浮かびましたが、そ
んなもんでは僕を止める事はできませんでした
数日後でかいダンボール箱に入ったサイレンサーが届きました。早速開けてみると
なにやらフランス語やら英語で書かれたマニュアルが入っていて、ごちゃごちゃ
書かれていました。「パワーアップする」という事だけは理解できました。
そのなかに"fit to RF900R"という文字があり、一抹の不安がよぎりましたが、
まあなんとかなるだろうと工具をもってバイクに向かいました。ノーマルのサイレ
ンサーを外して、devilをあてがってみるとステーが明らかに邪魔で、
どうやっても取り付ける事ができず、半泣きになりながらステーにタオルをかぶせ
てトンカチで
殴って整形して、なんとか取り付け完了しました。エキパイとサイレンサーの接合部分
にワッシャーのでかい版みたいなやつを一枚はさんでノーマルとは違うネジで止め
るようになっていました。ここで心配だったのが、サイレンサーにささるエキパイ
の長さがわずか1センチ程しかない事でした。よほどしっかり止めないと排気漏れで
すごい音がしそうなのに、このサイレンサーを留めるためのネジにあう六角レンチを
もっていない上に、ステーもなんだか無理矢理留めているので今にも外れそうな状態
で中途半端に取り付けてしまいました。後でのろのろ運転で近所の南海部品まで工
具を買いに行く事にして、その場はなんとか手持ちの工具でしのぎました。
どきどきしながらエンジンをかけてみると「ボボン」と重低音が効いた良い音がして
「デロデロ」とアイドリングの音も渋くてナイスでした。
サイレンサーをその辺に落とすと情けないので超安全運転で南海部品まで行き、
その場で整備し大丈夫な事を確認してからテスト走行に行きました。
以前はトルクピークである4000回転を越えた辺りからエンジンが回らなかった
のですが、7000回転(それ以上はさすがに回していません。)まででもスムーズに
吹け上がります。さらにトルクが落ちたかといえばそうでもなく、相変わらずフ
ロントはポンポン浮き上がります。
こないだコンビニでバイトしてたら、おじさんに「GSFの人?」って聞かれました。
「うげっ!また倒されたか。でも、キャブレター買えるかな?うひひ」って思った
ら、「ちょっとdevil管の音聞かせてくれる?」って言われました。このおやじただも
のではないな!と思い早速レジに並んでいる客をヤスに押しつけエンジンをかけに
いきました。聞けばこのおじさんはFJ1200に乗っていて、今度devil管を付けようと
思うんだけど音がどんなのか知りたかったらしいです。
早速バンバン吹かしてあげました。おじさんは満足したみた
いで「ええ音するのう!」と嬉しげでした。僕も嬉しげでした。
やけに詳しい
おじさんで、確かにどこかで見たことがある顔でした。まあ、仕事せんといかんと
思っておじさんに別れを告げておじさんの車をみると「U*A Driving School」って
書いてるじゃないですか。そうです、自動車学校の先生だったんですねえ。どこか
で見たと思ってたら、僕が限定解除してるときに指定前教習のために免許センター
にいた所を何回か見てたんです。今度devil管つけたFJ見かけたら声かけて見よっと。
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Last modified: Mon Oct 5 09:28:04 JST 1998