限定解除MLツーレポ 準備編



98年7月18,19,20日とg20#9in栃木に参加した。
他の人のツーリングレポート
前前日まで

土、日、月に栃木に行くって事でじろうと相談して、木曜日の夜に出発する事に決め た。今回は前回までの教訓を踏まえどこかで一泊することにする。しかしホテルだと 予約だとか面倒だし高いだろうからパス、どこかにテントを張ろうかとも思ったが 高々2泊(行きと帰り)のために荷物を増やすのもどうかということで、候補に上がった のが健康ランド。 健康ランドに宿泊することにしてさっそくWebで探る。 ここが 非常に参考になりました。適当に浜松で宿泊することに決定。

ところで今回のネタだが体を張ることにした。まず一つ目は「金髪」にした。 前の週に美容院に行って「金髪にして下さい」とのたまう。それからしばらく は身内の人間から笑いが取れた。しかし社会生活を営む上で支障が出る程に世間の 注目を浴びるので参った。それから二つ目は背中に「限定解除ML」と日焼けで文字を 残す事にした。しかし出発前日までなかなか快晴と呼べる日が無かったので準備だ けはしておいた。これはナイスアイデアだと思うので是非実現したかった。


心配事

実は心配の種が少々あった。じろうも僕も結構ツーリングには慣れている。 バイク歴も僕と同じくもうすぐ6年になる。昔は二人ともBandit250でブイブイ いわせた仲だ。 一緒に泊まりのツーリングに出た事こそ1、2回しか無いが奴は奴で沖縄やら 信州やら、ソロで旅に出ている。ある程度は使える男だ。だが、僕と決定的 に違うのは、奴の

危険探知センサーが壊れている

という事だ。走行中の瞬間的な判断などはかなり優れているが、「こういう行動を 取った場合の将来の危険」という点において、かなりやばい。確かに奴の体は超合金 で出来ていて、峠を攻めていてXJR1200が廃車になろうとも、人間ハイサイドを起こし て3回宙を決めようとも翌日「しりがいてえー」と電話してくるほどの頑丈さを持って いるので僕とセンサーの感度が多少違っているのもうなずけるが、それでも僕の許容 範囲を越える。まああんまりネチネチ書くと「仲がいいのねー」などと言われてしま うので奴批判はおいおいやっていく事にする。

ところで奴のマシンはポンコツのGPz750Rである。「R」こそ冠してはいるが10年前 のバイクであり、奴の心の中ではTL1000Rまでの「つなぎ」のバイクでありノーメンテ である。g20に備えて押しがけは辛いということでバッテリーだけ新品であるが、タイヤ は前後「貧乏スリック」でとくにフロントがヤバい。いつカーカスが顔を見せても 不思議ではない。さらに70km/h走行で片手を離す事ができない程の振動がでる。 などなど爆弾を抱えているというか爆弾そのものだ。 じろうと二人でルートを相談する、が、じろうが金を持ってないので出来るかぎ り下道を使うことにする。取り敢えずコンパスが北東あたりを指していれば、栃木に つくだろう。


出発まで

バイトの休みもとったし、輪講も2週間無いという事で折角だからGSF-MLの人達 とも会いたいと思いGSF-MLにもメールを投げる。まあモバイルギアを持って 行くので連絡はどうにでもなる。最近はグレー電話も増えて来た事だし、モデム カードが無くてもなんとかなるようになった。便利になったものよのう。

さてさて木曜の夜出発との事だが、じろうも僕も夜10時までバイトがあるので バイトが始まる直前まで睡眠して、11時に学校集合という事でその日を迎えた。
出発

バイトが終わって荷作りして学校に行く。まだ約束の30分前なので研究室に 行きMLに「出発しまーす」とメールを流す。どうやら僕の出発宣言でg20が 幕開けするのが恒例らしい。

そうこうしてたらじろうから「行きまっせー」と電話がかかる。予定通り 出発。と、その前に出発写真をとる。[写真]。

じろうにふと「ちゃんと眠れた?」と聞くと案の定「全然寝てない」などと ぬかす。

このガキ!今から何時間走るとおもっとんじゃボケ!

と厳しく 突っ込むがすでに奴はぽやーんとしている。「なんとかなるって」などと いうが実際「なんともならん」のである、奴は走行中でも寝る。対向車線に 大きくスラロームしながらはみ出すのを昔何回も見た。 いつまでも奴を責めていても仕方がないので、出発してR11を使い高松まで グリグリ進む事にする。松山を出た辺りから小雨が降りはじめた。なんてこ ったーまたしても雨だ。出発すると毎回雨が降る。俺って雨男なんかなー。 この事実に誰か気がついたら「g20不参加命令」とか下される恐れがあるの でバレないようにしないといけない。

雨で心配なのはじろうのタイヤだ。松山から出てすぐに桜三里というグネグネ の道を通るのだが雨の中奴は異様にペースが遅い。僕はといえばXJR時代に奴 にはさんざんケツをつつかれたので、ここぞとばかりにハイペースで走る。 ミラーを見てると直線で必死に距離を詰め、カーブでもがく奴が見える。 どっちか排気量大きいんだかわからない走りをする。

あとから聞くとなんでも、早速フロントが滑り地面に蹴りを入れて立て直し たりしたらしい。20kmでツーリングが終了しなくて良かったね。

雨がやまないがカッパを着る程でも無いと思いそのまま走行する。が、パンツ まで濡れる。


フェリーまで

香川県に入ったあたりでヤン車が3台信号待ちしていた。信号ダッシュされると ちょっと怖いので後部座席の横あたりバイクをつける。するとまゆげがなくて頭 悪そうなのがじーっとこっちをみてて、青と同時に窓から僕の前方1m位のところ にツバを吐いた。さすがにむかついたのでしばらくそいつを睨みながら平走する。 そんでまたツバを吐かれると嫌なので、猛ダッシュで逃げる(笑)。

後は特に問題無くフェリー乗り場に到着しフェリーに乗り込む。先程買ってきた ビールを飲み寝る事にするがじろうは500ml缶を二本も飲みいきなりテンションが 高い。寝ないことにする(笑)。

今後のルートを打合せして大阪だけ高速でかわす事にして、あとは予定通り。 まあ僕がカード持ってるからなんとかなるでしょう。出来るだけ現金は使わな いようにせねば。と思ったとたん、奴はコンビニで2000円もの大枚をはたいて イヤホンマイクを購入した。


岡山到着〜

じろうと船の中で遊んでいたら岡山についた。荷物が緩み気味だったので、荷物を 直すあいだグレー電話からメールの送受信をする。終わったら勝手に回線を切って くれるので、バイクのそばにいたらじいちゃんが勝手に電話を切りやがった。 なんてことすんだ(苦笑)。

前回と同じブルーラインを 通ったが、前回と違い明るかったので風景が良かった。と書きたかったが 大したことなし、&路面がウエットのため攻められず。ただ直線でフル加速 してじろうを焦らせて楽しんだくらい。こいつはまたしても走りながら寝て たらしい。

ブルーラインが終わってR2の入口で一回目の給油をする。この時点で出発から 約6時間ってところ。232kmで14.2L入った。燃費は16.3km/Lっすな。まあまあ。 ふとじろうを見ると

現金を使ってガソリンを入れている!!

さっきあれだけ「ガソリン入れるなら俺のカードで入れるから」って伝えたのに。 がくっ。 このスタンドで軽く食事をしてyuujiさんにメールを出す。後に「雨男ですな」 と返事が来る。やばし。

姫路あたりで通勤ラッシュにつかまり無茶苦茶眠くなる。しかしじろうに 偉そうに言った手前、奴より先に「眠い」と言ってはいけない。ふと空を見る と快晴。昨日の雨で濡れた服も乾き、気分壮快である。ちょっと眠いが。 こりはどこかで昼寝がてら背中にネタを仕込むチャンスである。出来るだけ タイムロスを少なくしたいので、どこぞのSAで焼くことに決定。

というわけで予定通り西宮から高速に乗り香芝SAで休む事にする。香芝SAでは じろうは半分死にかけていた。「ちょっと背中にネタ仕込むから2時間程寝よう」 と伝えると、奴は「はひ」とか言いながらそのままベンチ(日陰、屋根つき)に 倒れこむ。そのじろうに 「待て待てい!わしの背中にステッカーはるのじゃよ?」とステッカーを張らせて ベンチ(日向、屋根なし、人通り多し)に寝る。ステッカーが剥がれそうなので、 最初に決めた姿勢から動けない。しかもむちゃあつで汗がダラダラ出てくる。 金髪で上半身裸の人が背中に「限定解除ML」とか書いて寝てたら、僕なら近付かな いだろう。そんな状態の人間に近付いておばちゃんたちが「若いっていいねー」って 名ゼリフを吐いた。寝てるフリをしてたら色んな声が聞こえて来る。けど大概の 人間は「そんな人いない事にする」って感じでしたね。

2時間程してからベンチから起きる。じろうもまあまあ元気そうなので、適当に 飯でも食って天理まで行く。天理からは西名阪自動車国道とかっていう高速道 路な感じの道をつかう。前回も通りましたから大体様子は掴める。途中紳士なGTRの後 ろをついて走る。皮肉では無く紳士な運転なので安全にペースが上がってこちら は楽チンさせてもらいました。じろうは半泣きだったらしいですけど。 途中で休憩する、とここでnew ZX-9Rを見る。ここにくると毎回9Rを見ているような 気がする。9Rの巣でもあるのか?

西名阪をおりるとそこは市街地で、渋滞にはまりながら半泣きで名古屋をパス。 すりぬけ出来ない程の渋滞である。途中でノーヘルでハーレーに乗ってる粋な おじさん発見!と思いきや、トライクだった。くっそーノーヘルなんて裏山。って 思ってたら、このくそ暑い中渋滞でどうにもならんで可哀想だった。彼に出来るの は精いっぱい

イカスハーレーサウンドを響かすのみ

だった。何故だか必要以上にアクセルふかしまくっている。時速1kmくらいなのに。 これって、 バイクの悪いところと車の悪いところを合わせた乗物っすな。最近地元松山でも ハーレーのトライク乗ってる兄ちゃんをよく見る(同じしと)けど、自分1台だけなら ともかく、交通の1部として存在を考えるとちょっと辛い乗物だとおもうぞわしは。 ハーレー+サイドカーとかも同じ。まあ、趣味だって言われたらなんも言えんけどな。 将来人類の85%位がいなくなったら、是非乗りたいけどね。

適当に走ってたら渋滞を抜けた。時刻は大体昼の3時くらい。 目的地まであと100km位だからまあ晩飯までにはつくだろうと思いつつ、「よーし急ぐべ」なんて思いながらすりぬけして車の前にでたら、交差点から白☆バイが登場。 「ちょっとおいでー」と甘い誘惑をしてくる。てっきりじろうに「そのタイヤは整備 不良だな」なんて言うのかと思ってたら、僕にまでおいでおいでしてる。 ツーリング仲間の事まで考えてくれるなんて、ニクイ人なんて思ってたら二人そろっ て

青キップGet!!

納得いかんし、今後の事も考えて「どこがどういかんかった」のか説明してもらった。 まず「すりぬけ」こいつはまあ見て見ぬフリらしい。次に車の前に出た事。 そうなのだツーリングとかにありがちな、先頭のライダーが後ろのライダーの 安全を確保するために車をブロックするが、あれが「強引な割り込み」に当たって しまうらしい。オリックスのイチロー似のおまわりさんは「ツーリング中にごめ んねー」とか言いながら容赦なく切符を切るのであった。この時とばかりに、VFR750P をじろじろ見てたら「おそいよーこれー」「こないだもランエボにちぎられちゃっ てー」とか話題が発展。わしが「VFRの新しい奴って白バイにならんのすか?」と聞くと 「現場の人間には全然しらされてないよー」って言ってました。爽やかにおまわり さんと別れてへこみまくって出発。すりぬけ率0%の超安全運転のせいで時間オーバー。 こないだの赤切符もあるのであと3点で免停になってしまう。あう〜。

そのあと薄暗くなった頃にようやく浜松の海岸線の有料道路(名前失念)に乗る。 走りっぱなしだったので、ゲートを通過してから地図をチェックがてら一服。 その脇をFireBladeがすっ飛んで行く。

なんとyuujiさんが迎えに来てくれた!!

嘘。

ここの風景は薄暗くて、海岸沿いという事もありなかなか素敵な雰囲気をかもしだ してました。これで連れがむさいじろうでなければ。

そのあとは一直線に健康ランドを目指す。途中おばちゃん車に煽られたが、最近 身に付けた「センスタスパーク」という技でけちらす。おばちゃんの為にも僕等の 為にも有効な技だ。この技のおかげでおばちゃんは車間距離をそれまでの5mから 30mまで広げてくれた。

その後有料道路を降りて、じろうと手分けして健康ランドを探す。 じろうと別れてうろうろしてたら奴から「みっけたぜー」と電話が入る。 さすが野性児。


健康ランドにて

健康ランドはぱっとみあっち系のホテルみたいだったが、中に入ってみると 受付のおばちゃんもライダーには慣れっこみたいで違和感無く受け入れてくれた。 驚いたのはちゃんとブーツ用とメット用のロッカーが設置されていた事だ。 お金を払って風呂場のロッカーへ。ここが全ての荷物のホームとなる。結構荷物が 多かったので無理矢理ロッカーに詰め込んだ。貴重品ロッカーも別に設置されてい るが、フロントに鍵を借りたり面倒なので1000円札だけ持ってその他は全部ロッカ ーにいれといた。
そのあと早速風呂に入ると、結構綺麗でいい感じ。ただ背中の日焼けが痛すぎる ので、「くおー」とかいいながらお湯に使っているとタイかフィリピン系だと 思われる外国の人がこっちをちょっとえっちな目でみていた。何故だかうっちー さんを思いだし、そうそうに退散した。
風呂から上がってビールを飲む事にする。しかし、ビールがかなり高い。

1ccあたり1円もする。

500ml缶1本でやめとこうと思ったけども、急に酔いがまわって超☆ゴキゲンに なったので立て続けに3本も飲んでしまった。

そのまま2階にあがって11時頃にダウン、いんやー疲れたー。


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Last modified: Tue Aug 25 20:14:49 JST 1998